松本

だいたい一週間に一回くらい。
まあまあのペースで日記を書いている。
ほんとうは毎日書きたいのだが、なかなかそうはいかない。
毎日会社で日報を書いているせいだろうか。
同じ事を何度も書くのは好きではない。
多分、『書く』っていう欲求は場所を問わず、どこに書いていたって満たされるものなんだと思う。
もちろん、日報に感情を込める訳ではないから、そういう意味での欲求は満たされない。

土日で長野県松本に行ってきた。
そのときの写真を何枚か。

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写真1:松本城。

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写真2:美ヶ原温泉。

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写真3:かえる。


松本は素敵な町だった。

日本の文化って、いいよな。

行ってみて下さい。

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石垣旅行7 結論

3/4(日)

17:15、新宿発の高速バスに乗り、一路、仙台へ向かう。
高速バスの車窓から、月がきれいだったのを覚えている。
これで多分、仙台-東京間の高速バスに乗るのは最後だろう。
他に、使う理由が無いからだ。
この路線には、ホントにお世話になった。
ありがとう。

そう考えると同時に、そろそろ仙台から離れる準備をしなければと、ふと、現実が近づいてきた。
引越し以外にも、やる事はまだ、山程ある。
何から手を付けるべきか、何を捨てるべきか、そして何を次の生活に持ち越せばいいのか。
月を眺めながらぼんやり考えていた。

仙台には22:30ころ着いた。
日曜日なので、この時間には家に帰るバスが無い。
途中まで歩いたけど、荷物が重くて片平を過ぎたあたりでタクシーに乗る。
一人でタクシーに乗るのは、なんて贅沢なんだろう。

バスで少し眠ったせいか、家に着いて目が冴えたので(寝ようとしたけど眠れなかった)、石垣島旅行記を付けた。
この旅行記の前半部分は3/4の夜中に書いたものだ。

旅行記を付けるといろいろ思い出される。
こうやって、記録を付ける事はいい事だと思う。
自分の思想をトレースできる。

その場面で何を思い、何を考え、何を行ったのか、それを思い返す事は、貴重な時間の浪費であるが、楽しく、重要な事だ。
毎日一日の反省をする必要があるとは思えないけど、日々、何をしたか、考えてみるのは悪くない。
そして自己完結しないように、旅行記として公衆の面前にさらす事も、悪くない。
反省しない事や、自分を変えようと努力しない事も悪い事ではない。
悪いのは自分がどういう人間であるか、それを自分の中で決め付ける事だ。

3/5(月)

家で旅行中に溜まった洗濯をする。
洗濯物を干し終わって一息ついていると、研究室の後輩から電話があった。
ここで一気に、ああ、研究室に行かなければ、という気持ちになった。
悪い感情ではなく、むしろ、すがすがしい感情とでも言えばいいのだろうか。
現実はゆっくりとではなく、急速に自分の前に現れるものだと、最近感じる。

研究室に行き、溜まったメールを整理し、雑務を幾つかこなす。
引越しの手続きは、今日、大学生協に申し込んだ。
3/22に荷物を回収に来てもらう事にした。
見積もりでは諸々含めて4万円くらい。
まあ、そんなもんだろう。
そして大家さんに引越し日程の連絡をした。
予定通り、3/23に仙台を離れる事にした。

一つグッドニュースがあった。
出発前に受けた奨学金の返還免除の選考会により、研究科内の推薦が通ったとメールが届いていた。
育英会の審査をパスすれば、修士での奨学金の返還が免除となる。
その資料を作る作業に追われ、帰るのが遅くなった。
現実復帰初日から忙しい日の始まりだったが、嫌な気持ちは無い。

ある程度寛容でいるためには、豊かでなければいけないということかもしれない。
豊かな人が、必ずしも寛容である訳では無いけれど。

今日、昼ごはんを先生と助手のO氏、後輩のT氏、そしておれの四人で食べている時の話。

先生「石垣島はどうだった?楽しかったのは顔を見れば分かるから、そういう感想は要らないよ。」

おれ『石垣島は将来住んでもいい場所ですね。』

T氏「そんなところに行っても、やる事無くて鬱になっちゃいますよ。」

O氏「そんな事は無い。やる事が無いなんて事は絶対に無い。きっと石垣島に住んでいたら豆でも育てたくなるさ。」

おれ『そーそー。多分、ハーブティーの店でも作っちゃうんだ。』

そういう事が、『豊か』であり『寛容』なんだと思う。
ちょっと強引な結論だけど、石垣島に旅行に行った事で、そういうイメージを持てるようになった気がする。
そう、一言で言えば、石垣島にあるのは『豊かさ』と『寛容さ』だ(二言になっちゃった)。

そんな環境で生きている人に触れないと、自分で想像できない事だけは確かだ。
そこに、今回の旅行の意義があるのかもしれない。

意義は後付け・・・・結果が先に存在する。
これは工学的にあらゆる問題に通用する。
旅行の意義だって同じ。
結果より前に、初めから存在する意義は真理とでも言うのかな。

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石垣旅行6 沖縄本島

3/3(土)

朝起きて、具志堅パンの巨大なチョコチップメロンパンを食べる。
パンまでアメリカナイズされていて良い。

朝から海洋博記念公園に行く。
ここは美ゅら海水族館の他にもたくさん施設があって楽しい。
イルカショーやウミガメ、マナティーは水族館の外にあるため、無料で見れる。
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写真:海洋博記念公園の入り口。



彩子氏がイルカショーを観て興奮していた。
このイルカショー、確かに面白い。
短いけど、計算し尽くされた演出、何より、イルカと人間のコラボレーションが良い、と彩子氏は言っていた。

おれはどっちかと言うと、ウミガメの水槽の方が興奮した。
ウミガメってでかいんだ。
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写真:ウミガメ。でかい。かわいい。



ウミガメや、マナティーの生態について勉強になった。
美ゅら海水族館は、日本最大級の水族館と言っていいだろう。
巨大なマンタやサメがたくさんいた。
マンタがエイの仲間だと初めて知った。
巨大な水槽の中で、どうやって魚達は共存しているんだろう。
この中の食物連鎖はどうなっているんだろう。
魚達はどうして水槽の中をグルグル回りながら泳ぐ事ができるんだろう。
『円を使えば、距離は無限だ』というボクシングのセオリーを思い出した。
魚達も、そのように訓練されているのだろうか。

魚の他には幼稚園児の方がたくさんいたように思える。
遠足だろうか。
最近の幼稚園児は水槽の前に一列に並び、お行儀が良い。
これも、そのように訓練されているんだろう。
幼稚園児と同じくらい、彩子氏もおれも水槽の前に佇んで、魚がグルグル回り続けるのを見ていた。

敢えて水族館の中の写真を撮らなかった。
写真に撮るくらい観たいのだったら、もう一度行けばいい話だ。
標本とは、そういうものだと思う。
モナリザの絵を、写真で満足できないのと同じ理屈だ。

海洋博記念公園をブラブラした後、万座毛に行く。
昔の皇帝(?)が万人が座する程素晴らしい景色だと絶賛した場所だ。
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写真:万座毛の眺め。象の鼻のように見えるらしい。



万座毛に着くと高校生らしき大集団と出会う。
修学旅行だろうか。
前後を大量の高校生に囲まれていたため、身動きが出来ないので高校生と一緒に列になって歩く。
バスガイドの説明も高校生に混じって一緒に聴く。
高校生は私服だったため、違和感無く入れた。
彩子氏は高校生に見えない事も無いし、おれも黒髪でメガネの大人しい服装をしていたので、集合写真にも入れそうな勢いだ。

万座毛を後にして、途中で北谷ジャスコに寄って、空港へ向かう。
21:10の発の羽田行きだ。
初日は朝イチ、最終日は最終の飛行機で帰る事ができた。
これは幸運と言うか、厳しいと言うか、定義が難しい所でもある。
でも、おかげでゆっくりと観光することが出来たと思う。

帰りの飛行機は爆睡だった。
いつもそう、帰りは眠いんだ。
韓国に行った時も離陸前に眠って、着陸の振動で目が覚めた。
でも、それはいい事だと思う。

羽田に着いたのは23:20くらい。
羽田から津田沼まで届く電車はあと数本しかないけど、彩子氏がいろいろ調べてくれて、なんとか帰る事ができた。

帰ってきたときに、ああ、楽しかった、という感情はあまり無い。
無事に帰れてよかった、という気持ちが半分、夜ご飯何食べようか、という気持ちが25%、疲れた、という気持ちが10%、残りが楽しかった、という気持ちだと思う。
寝て起きると、いろいろ思い出して、今、旅行日記を書いていると本当に楽しかったと思える。

たくさん新しい経験が出来る事、今までの考え方を見直すきっかけに出会える事、そして次に何をするかを考える事、それが旅の目的であり、意義だと思う。
・・・もちろん、
それはただの、おれの主観の中でだけ、成立する。

そんな石垣島旅行記。

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石垣旅行5 竹富島

3/2(金)

この日は曇りのち雨。
石垣島に来て、初めて天気が崩れた。

この日は夕方のフライトで那覇に飛ぶ予定だったため、午前中に竹富島に行った。
石垣港から高速船で15分くらいの、石垣島の近くにある小さな島だ。

天気が心配だったが、竹富島に着いたら雨も上がった。
レンタサイクルを借りて、島の中を回る事にした。
竹富島はThe 沖縄っていう感じ。
昔の家屋の佇まいを残している。

石垣島のホッパーでポーク玉子おむすびを買って、海で食べようとしたら猫が寄ってきた。
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写真:竹富島の猫。



この島は猫が多いらしい。
あちこちで猫を見た。
しかも、かなり人に慣れている。
悪い人間が住んで無いのだろう。
おにぎりの袋をあけたら今にも猫が飛びかかってきそうだったので、場所を変える事にした。
猫に餌をあげる事は社会悪であると認識している。
それが猫のライフスタイルを崩す事も。
・・・ほんとはそんな事ちっとも思っていない。
ただ、おにぎりが惜しかっただけだ。
残念がる猫はかわいかった。
その姿を見たかった。

竹富島は2時間くらいチャリでブラブラした。
そのくらいの時間があれば、ビーチでボーっとする時間も含めて充分だ。
彩子氏が竹富島のビーチで、お気に入りのiPodでBEGINの歌をおれに聞かせた。
BEGINの歌を聴くと、沖縄に帰りたくなるんだとか。
東京に戻る時は、BEGINの『東京へはもう何度も行きましたね~♪』を聴くんだとか。
そうやって気持ちの整理を付ける事は大事だと思う。
やっぱり、人は故郷に憧れを持つものなんだと思う。

竹富島は面白いから、石垣島に行く事があったら寄ってみるといいだろう。
チャリで島を疾走するのはこの上ない快感。
由布島同様、水牛もいたが、近寄っただけで乗りはしなかった。
竹富島の水牛は内輪差まで考えてカーブを曲がるんだとか。
おりこうさんだ。

竹富島から石垣島に戻ると雨が強い。
車であちこちブラブラして、レンタカーを返す。
さよならヒュンダイTB。
いい車だったよ。

石垣空港から那覇空港までのフライト。
やはり小さい機内で、フライトアテンダントの救命胴衣の使い方の説明が光る。

那覇空港に着いたのが18:00ごろ。
レンタカー屋が迎えに来ていた。
次のレンタカーも、薄々想像していた通り、ヒュンダイのTB(白)だった。
やはり、乗りなれた機体が一番だ、という事にした。

レンタカーで一路、北を目指す。
美ゅら海水族館のある海洋博記念公園の近くのホテルに予約を取っていた。
那覇から車で3時間くらい。
沖縄本島北部の街、名護の西にあたる。
途中でご飯を食べて着いたのが23時くらいだ。

ホテルの周りは駐車場を含めてお墓だった。
翌日になって分かった事だが、ホテルの全方向にお墓があった。

沖縄のお墓は家みたいな形をしている。
その家の中に、死んだらみんなが入るんだとか。
石の下に埋められるよりは、その方がずっといい、と思った。

お墓が近くにあるより何より、ホテルの内装の方が気になった。
設計思想が古く、使いにくい。
ワンルームマンションを改装したかのようで、落ち着かない。
彩子氏が『大丈夫。やんばるのおじいとおばあが見守っててくれるから安心して寝られるよ。』と言っていた。

まあ、そのおかげか知らないけど、グッスリ眠れた。
ただ、彩子氏がたまに寝言を言ったり、寝ながら笑い出したりしたので夜中に何度か起こされた。

やんばるのおじいとおばあと遊んでる夢なのだろうか。
それだったら、幸せだな。

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石垣旅行4 西表島

3/1(木)

この日も天気が良い。
高速船に乗って西表島に行く日だ。
ガイドが無いと危険なのと、上手な時間配分が出来ないため、前日に西表観光センターにガイドをお願いしていた。

愛車のヒュンダイTBをホテルに残し、歩いて石垣港に行く。
石垣島でホテルを選ぶポイントとして、第一に港まで近い事、第二に街まで近い事、第三にホテルに駐車場があることが挙げられる。
今回泊まったホテル、スリープイン石垣は最高だった。
港までゆっくり歩いて10分、街まで歩いて10分という、適度な距離だ。

石垣島から高速船で西表島まで40分~50分くらいか。
船はそんなに揺れない。
彩子氏のiPodでMr. Childrenの『しるし』を聴かされながら行った。
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写真:石垣港から西表島に出る高速船。一時間に一本程度の間隔で往復している。


石垣島に着くと観光バスに揺られて仲間川に向かう。
バスの運転手はトークが上手でいかにも観光のプロっぽい。
西表島の状況など、勉強させていただいた。

仲間川は両岸にマングローブが茂る自然が残された川である。
西表島の自然はほとんど手付かずと言ってもいい。
それくらい、自然以外の何も無い。
仲間川から遊覧船に乗り、上流へ向かう。
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写真:遊覧船からの眺め。仲間川。



熱帯雨林は初めてみたけど、かなり興味深い。
上流に行くにつれて、植生が変化してくるのがわかる。
マングローブは適度な塩分濃度が無いと生きられないらしい。
塩分を体内(樹内)で濾過して栄養を吸い上げている。
どうして自ら塩分を好む仕様にしたのか、わざわざ苦労を好むのだろうか。

仲間川の上流にはサキシマスオウの木がある。
正直、そこまで大きな感動が無かった。
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写真:仲間川の上流に存在するサキシマスオウの木。



この木の他にもたくさん木はあったが、なぜこの木が選ばれて人が見れるように周囲を覆っているのだろうか。
確かにこの木は形が良くて、大きい。
でも森の奥に目を向けると、サキシマスオウの木はたくさんある。
ただちょっと、森の奥にあるだけで、ちょっと形が悪いだけで、こうも待遇が違うものだろうか。

仲間川を下って、観光バスに戻り、水牛に乗って由布島に向かう。
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写真:西表島から由布島に向かう。水牛に乗って。



水牛は「牛歩」という言葉から想像されるように、とてもゆっくり歩く。
10人以上の人間を乗せて川を渡るわけだから、そうとう頑張っている。
水牛には船頭者(牛頭者?)が乗っているが、水牛に道を指示する訳では無い。
水牛は既に由布島までの道を覚えていて、ただひたすら自分の道を進むだけである。
船頭者の役目は、三味線で歌を歌って聴かせるというものだ。

由布島は素敵なところだった。
内部が植物園になっていて、たくさんの花や動物や昆虫を見る事ができる。
蝶がいるビニルハウスがオススメ。
あとは、ヤギに葉っぱを食べさせたり。Ishigaki020

写真:由布島のヤギ。葉っぱに群がる。かわいい。



動物もたくさんいた。
でも動物園ほどではなく、なぜこのセレクションなのか理解に苦しむ。
選択なんて、あって無いようなものなんだ。

由布島の次は、西表島温泉に行く。
さんご礁の島に温泉がある事が意外だった。
旅行前に先生に聞いたら、沖縄近辺の海底では200℃近い熱水が出るところがあるらしい。
温泉があっても、なんら不思議では無い、とおっしゃっていた。

西表島温泉は、なんのことはない、ただの温泉だ。
ただ、混浴の露天風呂があって、水着着用でないと入れない。
内風呂は水着無しでも入れる。
ジャングルの中で温泉に入るような印象を持っていたが、きれいに整備されていて、それが少し残念だった。
整備しすぎてて、半分損をしている気がするが、危険生物が出る可能性があるため仕方が無いのだろう。
安全性とのトレードオフの問題だ。
ただ、西表島温泉ではゆっくりできた。

温泉を出て、観光バスで港に行く。
運転手とのおじさんとの別れを惜しんだ。
声に出した訳では無いけど。

高速船で石垣島に17:30くらいに着いた。
西表島は入れる場所と入れない場所がハッキリしている。
ガイドが無いと入れない場所が多い。
始めは仲間川でカヌーに乗りたいと思っていたが、彩子氏が大反対した。
カヌーを一人で漕ぐ自信が無いとの事。
こうやって、ハッキリ自分の意思を言ってくれると、とても助かる。
やりたく無い事に付き合わせる事は無いし、楽しい事は他でも見付けられるんだから。
自信が無い事をハッキリ言える事が、彩子氏のいい所だと思う。

石垣島の夜はこの日で最後なので、彩子氏と二人で再び『あじ小屋』に行く。
石垣牛のユッケが忘れられなかったためだ。

振り返ると、石垣島は2泊3日程度で十分にまわりきれる場所だ。
だけど、滞在すればするほど、良さが分かってくる。
終わりが近づけば、面白くなってくる定理は、今回も成立したのだった。

これは真理なのかもしれない。

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石垣旅行3 東半分

2/28(水)

この日はモータパラグライダをやる予定だった。
朝、パラグライダの会社に電話したら、強風のため午前中のフライトは難しいとのこと。
そう、沖縄は風が強いのだ。

午前中が強風で飛べないんだったら、午後はもっと飛べないだろうと思って、フライトをキャンセルした。
気球ではよくある事だ。
彩子氏もバルーニストなので、この辺の理解が良くて、二人ともきっぱりあきらめる事ができた。

この日は前日に回らなかった石垣島の東半分を攻める事にした。
昨日一日観光して分かった事だが、石垣島は狭い。
普段の気球部での観光のペースだったら、一日で回りきれるだろう。
最南端から最北端まで、車で一時間で行けるのだから。

サビチ洞という洞窟と、石垣島最北端の岬に行く事にした。
道の途中の展望台で一休み(疲れるほど走った訳では無いが)。
景色と花がきれい。
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写真:展望台からの眺め。


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写真:展望台に咲いていた花。ハイビスカスかな。



ここでボーっとする。
彩子氏が『お弁当持って来たい場所だね』と言っていたのを覚えている。
石垣島には、そういう場所が多い。
多分、観光するのに時間を気にする人や、次々と名勝を回りたい人には石垣島の観光は向かないだろう。
それ程、時間がゆっくりしている。

サビチ洞では、まず犬が出迎えてくれる。
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写真:サビチ洞の入り口にいる犬。



おじいちゃんの犬らしくて、のそのそ歩いてくる。
観光雑誌を見ると、犬の他に馬がいるらしく、乗馬体験ができると書いてあった。
しかし、近くに馬の姿は見えない。
サビチ洞の管理をしているらしいおばさんに聞いてみたら、お父さんが食べてしまったらしい。

・・・・それはしょうがない。
と、いうより、それでいいのだ、と思った。
いつまでも馬がいる訳では無い。
食べられてしまう事も、十分考えられる。
そういう感覚が大事だな。

サビチ洞は不思議な所だ。
観光客は誰一人いない。
そして常に沖縄民謡のような音楽が流れている。
音楽が無いと、洞窟内が怖すぎるから、という理由らしい。
確かに、そんな感じだった。

洞窟を抜けるとビーチにつながる。
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写真:サビチ洞の入り口


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写真:サビチ洞を抜けると海。



ビーチにも誰一人居ない。
でも、素敵な所だった。
静かな場所が好きだ。

洞窟を戻ってきたら犬は寝ていた。

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もうすっかりおれ達には興味は無いのだろう。それ程、年輪を重ねているんだろう。


石垣島最北端は灯台になっている。
ここは観光地らしく、人が結構大勢いた。
北海道のナイタイ高原牧場を知っている人は、それを想像してもらえればいい。
そんな感じの高台の上に、灯台がある。
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写真:石垣島最北端での記念写真。



天気がいいと、何をやっても楽しい気分になる。
実はこの季節の石垣島は天気が悪いらしい。
ここでも岩に登ったり、アイスを食べたり、ゆっくりした。

途中で白保の海に寄って帰る。
他にもいろいろ行ったが、省略する。

そうそう、島田紳助が喫茶店を出している。
興味のある人は行って見てもいいかも。
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写真:「しんすけのゆめ」だっけかな、そういう店。アイスコーヒーとサータアンダギーを食べた。


夜はまた街に飲みに行く。
前日とは違う店で、店名は忘れた。
17:00-19:00まで、オリオンビールが一杯250円という安さに惹かれたためだ。
ホテルに帰る途中、かまぼこ屋に寄って、中に米が入ったおにぎりみたいなかまぼこを買って帰る。
これがうまい。

次の日は西表島だ。

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石垣旅行2 移動&初日

2/26(月)

朝10:00発の高速バスに乗り東京へ。
仙台-東京間の高速バスは片道2900円。
安い。

15:00ごろに新宿駅に着き、総武線で彩子氏の家へ行く。
就活のおかげで、東京での電車の使い方とか乗り換えの仕方とか慣れたなぁ。
ただ、東京の電車内は変な匂いがする。
そしてみんな、どこへ行くというのだろう。
まあ、おれには関係のない話。

彩子氏の家でピザをご馳走になる。
彩子氏は最近料理教室に通っているらしく、パン作りとか勉強しているらしい。
ピザもそこで作ったものだという。
正直にうまかった。

2/27(火)

この日の朝6:30の羽田発-那覇空港行きの飛行機に乗らなければならなかったため、朝4:00に起きて彩子氏と二人、津田沼の始発列車に乗る。
フライトの時刻を指定できなかったため、仕方がなく朝イチの出発。
でも、時間を有効に使うためにはいい事だと思う。

ただ、朝は千葉も寒い。
沖縄に行くと言う事で、コートを置いて薄着で出発した事もあって、震えるくらい寒かった。

定刻通り那覇に着いた。
暑い、と言うほどでもない。
ちょっとムアっとする程度。
まだ朝だし。
ここからさらに石垣空港行きの飛行機に乗り換える。
飛行機の乗り継ぎは初めてで、不安だったがどうって言う事はない。
ただ、違う飛行機に乗るだけの話。

石垣行きの飛行機は小さい。
彩子氏は小さい飛行機に不安がっていた。
大丈夫。
流体力学には相似則が成り立つのだから・・・などと、無駄な事を考えていた。

大きい飛行機だと救命胴衣の使い方が客席前方のスクリーンに映し出されるだけだけど、石垣行きの飛行機では、フライトアテンダントが実際に救命胴衣の使い方のデモンストレーションをする。
このデモンストレーションは必見だ。
機会があったらぜひ観て欲しい。
どうすごいかと言うと・・・・、それは自身で感じて欲しい。

石垣島には午前中の内に着く。
これには少し特した気分になる。
石垣島内はレンタカーで回るため、OTSっていうレンタ屋の迎えが空港に来ていた。
乗った車はヒュンダイのTB。
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写真:ヒュンダイのTB。このレンタカーで石垣島を疾走した。



ヒュンダイの車に興奮した。
そしてもう二度と、乗る事は無いだろう。

石垣島の気候も、そんなに暑い訳ではない。
それでも暑かったので、半袖に着替えて観光する事にした。
実は初日にこんなに時間があるとは思って無かったので、初日の確固たる予定は無かった。
取りあえず、石垣島の左半分を車で回る事にした。

川平湾っていうきれいなビーチのあるところへ行った。
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写真:川平湾のビーチ。



有名な所らしくて、観光客が多い所だった。
確かに、景色はきれい。
彩子氏と景色を見ながらしばしボーっとする。

しばらくすると、関西弁風の団体客っぽい人が来た。
その中の男が一緒に来たと思われる女性に向かって言った。

男「この景色で文句ありまっか?」

この男は、別におれに関係のある人間では無いけど、その言葉に少しイライラした。
景色がきれいかどうか、印象に残るかどうかは、個人が決める事であって人に強要される物ではない。
ましてや、『文句の無い景色』なんて、あるはずが無い。
美意識なんて、それぞれ違うし、みんなが同じように感じたら気味が悪い。
まあ、本気でそういう事を思ったわけでは無い。
帰って来た今だから、思う事だ。

次のヤシの原生林に行った。
ここは面白かった。
興奮した。
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写真:原生林。鬱蒼と茂る。



何より、観光地らしくしていない所がよい。
ハブでも出そうな道の先にある展望台に行こうと思ったけど、途中で立ち入り禁止になっていた。
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写真:この先、展望台がある(あった)らしいのだが、立ち入り禁止だった。



石垣島は島の南側に街があって、北側のほとんどは手の付けられていない自然が残っている。
すばらしい。
この原生林も、その一部で、お土産屋が一軒とトイレが近くにある他は、近くに何も無い。
若干人が入りやすくなっている程度であって、とても良い。

この日は天気が良くて楽しかった。
Ishigaki093
そう、こんな日はコーラもうまい。




夜はホテルにチェックインした後、石垣の街に飲みに行く。
10分くらいブラブラして「あじ小屋」っていう店に決める。
石垣牛のユッケがうまい。うますぎる。
あと、テビチ(豚足)の煮物がうますぎる。
石垣島の地ビールも試してみたけど、若干甘い感じだ。
やっぱり、沖縄の食べ物は最高にうまい。

そんな感じで一日目は過ぎて行った。
若干の二日酔いを残して。

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石垣旅行記1 イントロダクション

沖縄県石垣島に旅行に行ってきた。
2/26~3/4の日程。
彼女の彩子氏と一緒に行ってきた。

いろいろ感じた事を、何回かの日記に分けて書こうと思う。
できる限り時系列順に書こうと思っている。
でも、特に何も感じなかった事は書かないし、訪れた場所を全て網羅する気はまるで無い。
どうでもいい事は書こうと思う。

暇つぶし程度に読んでください。

Ishigaki007 写真:由布島のシーサー

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